ペーパーハウスで学ぶスペイン語会話 Season1【初級】

実践/雑記

スペインドラマ『ペーパーハウス』からスペイン語会話に役立つフレーズを一緒に学習していきましょう。

①Disculpe.

すみません

Disculpe, ¿cuando negocian con esa gente, les dan lo que piden o le siguen la cháchara para ganar tiempo o…?(すみません、こういった人たちと交渉するときは、相手の要求に応じるのですか、それともお喋りを続けて時間を稼ぐのですか?)

  

Bueno, no me conteste, solo… Cada caso es diferente.(答えなくても…まぁ毎回異なるわ)

教授とラケルのカフェでのやり取りです。教授2回目のコンタクトなのにやたら突っ込んだこと聞くなぁと見てる当時はツッコみたくなりました(^^;)

Disculpe 英語のExcuse meにあたります。Ustedに対しては「Disculpe」親しい間柄ならDisculpaと言うことができます。

Cada ~で「~毎」を表します。
ex. cada semana 「毎週」cada comida「毎食」

ganar「得る」tiempo「時間」なので時間を稼ぐと訳します。

NOTA

Disculpe =Excuse me

 

gente 「人々」

 

pedir 「頼む、求める、注文する」

 

ganar「得る」

 

tiempo「時間」

②Me gustaría pedirte un favor.

お願いがある

Me gustaría pedirte un favor.(お願いがある)

  

¿Puede ser?(できるか?)

警察へ人質が無事であることを証明するために、モニカを使います。ベルリンがその役目をモニカに頼むシーン。

Me gusta ~. 「~が好きだ」は以前見ました。今回のMe gustaríaは文法的には過去未来形という形をしていて婉曲を表すことができます。
具体的に言うと
Me gusta~が “I like ~” (~が好きだ)Yo quiero ~. が “I want ~.”(~が欲しい)という直接的な表現なのに対して
Me gustaría ~. “I would like” (~してみたい、したいのですが)という丁寧な表現になります。ぼかした表現になるので日本人には使いやすいかもしれません(^^)/

先ほど見たpedir「求める」un favor 「好意、親切心」でお願いをするという意味になります。

Puede serは
No puede ser「ありえない」とNoを付けた表現もよく使うので押さえておきましょう。

NOTA

Me gustaría ~. =I would like 「~してみたい、したいのですが」

 

un favor 「好意、親切心」

 

No puede ser「ありえない」

③Es imposible distinguirnos de los atracadores

強盗と区別するのは不可能だ

No hay víctimas ni heridos.(被害者も怪我人もいない)

  

Vamos vestidos todos igual y es imposible distinguirnos de los atracadores, así que cualquier intento de asalto puede costar la vida…(全員同じ服を着ているので、強盗と区別することは不可能であり、襲撃すれば人質を殺す羽目になる)

強盗側の作戦です。警察側からするとそうきたか!といった感じですね。外に出てきたので狙撃手が射程圏内にとらえるも、何もできずに帰らせてしまいます。

No ~ ni ~.「~も~もない」英語のneither A nor Bというやつです。
ex.Mi marido no bebe ni fuma.(旦那は酒も飲まないし、タバコも吸わない)

igual「同じ」英語のイコールと似てるので覚えやすいですね。
副詞の形のigualmenteは会話の必須&便利フレーズです。
A.Gracias.(ありがとう)
B.Igualmente.(こちらこそ)

es impossible inf.「~は不可能だ」

NOTA

No ~ ni ~.「~も~もない」=neither A nor B

 

Igualmente「こちらこそ」

 

la vida「命、生活」

 

es impossible inf.「~は不可能だ」

④A partir de ahora nos organizaremos.

今から組織化する。

A partir de ahora nos organizaremos, les vamos a asignar algunas tareas para que no se me depriman.(今から組織化する。役割を与えられるが落ち込むなよ)

  

¿Cómo te llamas? (名前は?)

  

Pablo.(パブロです)

a partir de ~「~から」+ahora「今」
ex. A partir de hoy voy a estudiar .(今日から勉強します)
ちなみに時間上の起点を示すだけでなく場所の起点を示し、~から と使うこともできます。
フランス語でも全く同じ語句で同じ使い方をしますね(^^)

asignar 「割り当てる」は英語のassignを考えると覚えやすいですね。

NOTA

a partir de ~「~から」 ahora「今」

 

tarea 「仕事、課題」

 

asignar 「割り当てる」

⑤Lo siento.

ごめんなさい

Yo también tengo una petición.(私もお願いがあります)

  

Me gustaría entrar en Internet y borrar una foto.(ネット上の写真を消したいです)

  

Lo siento, pero eso no está en mi mano.(すまんが、無理だ)

薬等が必要な人質に配慮する強盗達。便乗してアリソン・パーカーもネットに上げられた写真を消したいと申し出ますが却下されます。かわいそうだけど、強盗の威厳を保つために、いいよとは言えないですね(^^;)

también「~も」tampóco「~もない」を先に学習してしまいましたが、こちらの方が使用頻度が高いでしょう。

Lo siento =I’m sorryですね。sentir「を感じる」lo「それ」が元になってますので相手に対する共感を示して「ごめんなさい」解釈するといいでしょう。なので会話の相手に身内の不幸があった場合などにも
Lo siento.「お気の毒に」と表現することもできます。この点も英語と同じです。

NOTA

también「~も」

 

Lo siento =I’m sorry

 

borrar「を消す」

⑥¿Crees que esta gente es tan estúpida como para dejarnos ir?

奴らが私たちを簡単に逃がすほど無能だと思うか?

Piensa un poquito, ¿eh?(ちょっとは考えろ、え?)

  

¿Crees que esta gente es tan estúpida como para dejarnos ir(奴らが私たちを簡単に逃がすほど無能だと思うか?)

pensar「考える」creer「思う、信じる」英語のthinkとbelieveですね。
Yo pienso que ~.
Yo creo que ~. 
 「~と思う」よく使うフレーズです。

以前学習した-itoの指小辞が出ました。un poco「少し」をさらに強調してun poquito「ほんのちょっと」ということですね。
音韻変化するのでpocito【ポシート】でなくpoquito【ポキート】と綴りも変化する点に注意です。

tan…como ~は英語のas…as ~に相当する同等の比較級の構文です。
ex.Eres tan bonita como Diosa.(君は女神のように美しい)

NOTA

pensar「考える」creer「思う、信じる」

 

un poquito「ほんのちょっと」

 

tan…como ~ =as…as ~「~と同じくらい…だ」

⑦Sí me voy a ocupar.

はい、私が担当します

Sí me voy a ocupar.(はい、私が担当します)

  

Raquel, hay cosas que están por encima de ti.(ラケル、事態は複雑だ)

  

“Seguridad Nacional, Exteriores, el CNI…”(情報局や他の組織も絡んでる)

ir a + inf.「するつもりだ」

ocuparは英語のoccupyですね。「占領する」の他に「(地位・職位)に就く」という意味もあります。

hay ~ 「~がある、いる」という表現です。英語のThere is(are)と同じです。便利な頻出フレーズですので是非押さえておきましょう。
ex. Hay dos perros.(二匹の犬がいる)

NOTA

ocupar =occupy「占領する」「(地位・職位)に就く」

 

hay ~ =There is(are) 「~がある、いる」

⑧Estamos en un descanso.

休憩中です

Estamos en un descanso.(休憩中です)

  

Descansarás cuando yo te lo diga. O cuando te toque.(俺が休憩しろといったときに休憩しろ)

  

Vale, vale, ahora volvemos.(はいわかりました、すぐ戻ります)

descansar「休憩する」とdencanso「休憩」を覚えましょう。
ex. Vamos a descansar.(休憩しましょう)

Cuando ~「~した時」と表現できます。

NOTA

descansar「休憩する」dencanso「休憩」

 

Cuando ~「~した時」

⑨Es muy raro verlas por aquí.

ここで見かけるのは珍しい

No, es una Strizh 9 mm, también es rusa.(違う、同じロシア製だが、ストリージの9mmだ)

  

Es muy raro verlas por aquí.(ここで見かけるのは珍しい)

形容詞を強調するときは”muy”を用いましょう。
会話でよく使う形容詞をいくつか覚えましょう。

美しい/醜いbonito/feo
興味深い/つまらないinteresante/abbrido
良い/悪いbueno/malo
新しい/古いnuevo/viejo
高い/安いcaro/barato
きれいな/よごれたlimpio/sucio
若い/年老いたjoven/viejo
広い/狭いgrande/pequeño
高い/低いalto/baja
リッチな/まずしいrico/pobre
NOTA

muy「とても」

⑩¿Una oportunidad para qué?. Para conocernos.

何のための機会?お互いを知るためのさ

“¿Una oportunidad para qué?”. Para conocernos.(何のための機会ですって?お互いを知るためのさ)

  

“Le aseguro que si nos hubiéramos encontradoen un bar, no me habría hecho el más mínimo caso.(バーで出会ったのなら絶対に君は無視する)

教授とラケルの会話です。ちょっとロマンチックな言葉を投げかけてますね。

opportunidad「機会、目的」英語のopportunityとにてるので覚えやすいですね。
スペイン語は語尾に-idadとついて名詞となることが多いです。英語の-ityで終わる名詞に-idadとつけるとそのままスペイン語版の名詞に早変わりするパターンが良くあります。-idadという単語を見かけたら名詞かな?と考えてください。
ex. sensibilidad「感受性」
responsabilidad「責任」
capacidad「キャパシティー」

すべて-ityを付け替えると英単語になりますね(^^)/

NOTA

opportunidad「機会、目的」=opportunity -idadは英単語の-ityに付け替えると意味が通じることがある。

 

conocer「知る」

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