ペーパーハウスで学ぶスペイン語会話 Season1【初級】

実践/雑記

続いてペーパーハウス1-4からスペイン語会話20フレーズを勉強していきましょう。

①Mi hermano está enfermo.

私の弟は病気だ

Tengo dos hijas.(私には二人の娘がいる)

Las llaves están en el cajón de la entrada.(カギは玄関の引き出しにある)

  

Vivo con Raquel y Paula.(ラケルとパウラと暮らしてる)

  

Mi hermano está enfermo.(私の妹は病気だ)

クローゼットの中にびっしりとメモ帳が貼ってあります。ラケルのお母さんは認知症なんですね。忘れないように自分の身の回りのことをいつも見る場所に書き留めている。このことが後に教授と接触する時の伏線になっていますね(^o^)

NOTA

una llave「カギ」

 

enfermo「病気である」

②Al final hemos decidido ir a por los cero años de cárcel.

最終的に我々は懲役0年だと結論づけた

Hemos votado, ¿y sabe qué?(決を取り、そして)

  

Que somos unos entusiastas.(物好きなもんでね)

  

Al final hemos decidido ir a por los cero años de cárcel.(最終的に我々は懲役0年だと結論づけた)

幼少期にした遊びは?と教授はラケルに質問します。いつもの関係のない話に付き合うラケル。教授はケイドロだと言います。(地域によってはドロケイとも言うらしいですね!)降伏しなさいと提言するラケルに対して、ケイドロで争う前から降伏する奴なんていなかっただろ?と教授。

“hemos votado” votar「投票する」の現在完了形です。

¿y sabe qué? = you know what?を想像していただくと分かりやすいでしょう。続く自分の発言に注意を引きたいときに使います。

al final 「最後に、結局」英語のat lastですね

NOTA

votar「投票する」

 

¿y sabe qué? = you know what?

 

al final 「最後に、結局」=at last

③Si es algo urgente, deja un mensaje después de la señal.

急用の方は発信音のあとにメッセージをどうぞ

Hola, soy Raquel. Ahora mismo no puedo atenderte.(こんにちは、ラケルです。ただいま電話に出ることができません。)

  

Si es algo urgente, deja un mensaje después de la señal.(急用の方はメッセージをどうぞ)

ahora「今」に強調のmismo「まさに、その」をつけてahora mismo「ただいま、ちょうど今」という意味になります。mismo「同じ」という意味もありこちらもよく使います。
ex. Soy Merry, estoy detrás de tí ahora mismo.(私メリーさん、今あなたの後ろにいるの)

urgente「緊急の」英語のurgentとほぼ同じですね。algo「何か」=somethingです。

dejarは以前登場しました。ここではdejar un mensaje「メッセージを残す」とフレーズで覚えましょう。

NOTA

名詞 + mismo 「まさに~」

 

urgente「緊急の」

 

algo「何か」=something

dejar un mensaje「メッセージを残す」

④Aún no ha vuelto.

まだ戻ってない

Me dijo que sería solo un rato.(すぐだと言ってたわ)

  

Aún no ha vuelto.(まだ戻ってない)

  

Alberto tiene una orden de alejamiento.(アルベルトには接近禁止命令がでてるのよ)

seríaは文法的に説明するとserの過去未来形です。過去から見た時点で「(将来は)~だろう」

aún「まだ」は以前のレッスンで見ましたね。ha vueltoがvolver「帰る」の現在完了形です。

rato「短時間」=whileを意味します。

NOTA

aún「まだ」

 

volver「帰る」

 

rato「短時間」=while

⑤La opinión pública está de nuestra parte.

大衆は私達の味方だ

No se pongan nerviosos, la opinión pública está de nuestra parte y eso no va a cambiar.(臆するな、大衆は私達の味方だし、それは変わらない)

  

Cuando se den cuenta de que falta un rehén, ya no estaremos aquí.(人質が一人足りないと気付いたときには私達はもういない)

  

Estaremos muy lejos.(遠くにいるだろうさ)

モニカを殺してしまった(とみんな思い込んでいる)。流血は無しという教授のルールが破られてしまう。ルールの守れない困ったちゃんたちの集まりです(‘ω’)

nervioso「ナーバスな」英語のnervousと似た形ですね。-ous(~で満ちた)がスペイン語では-osoという形をとります。
他にもAmbicioso(ambicious)/Glorioso(glorious)などがあります。

pública「一般的な、公の」opinión「意見」要はpublic opinion.

NOTA

nervioso「ナーバスな」-ous(~で満ちた)スペイン語では-oso

 

pública「一般的な、公の」opinión「意見」

 

faltar「足りない、必要である」

⑥Siempre cree que todo va a salir bien

いつもうまくいくと思っている

El ladrón es por definición un optimista impenitente.(泥棒の定義はどうしようもない楽観主義者)

  

Siempre cree que todo va a salir bien, pero el primero en caerse del guindo fue Moscú.(いつもうまくいくと思っている、が最初に気づいたのはモスクワだった)

息子のデンバーが人質を殺したことを知ってモスクワはパニックから呼吸困難に陥ってしまいます。トーキョーの語りの部分ですが、泥棒はどうしようもない楽観主義者だといいます。教授と一味も例に漏れず。しかしそんな楽観主義者のうちの一人のモスクワは最初に気づいたといいます。何にか?
初めから息子を救うつもりでこの計画に参加させたものの、死ぬか捕まるかしかこの穴から出る道がないということにです。

optimista「楽観主義」⇔pesmista「悲観主義」

salir bien「うまいくいく」というフレーズです。押さえておきましょう。
ex. La examen ha salido bien.(試験はうまくいった)

NOTA

el ladrón「泥棒」

 

optimista「楽観主義」⇔pesmista「悲観主義」

 

salir bien「うまいくいく」

⑦Dame un abrazo.

ハグしてくれ

Dame un abrazo, coño.(ハグしてくれ)

  

Eh, no le haces mucho asco a la comida del talego, ¿eh?(刑務所の飯は嫌じゃなかったのか?)

デンバーとモスクワの過去の回想シーンです。刑務所から出所してきたモスクワと息子の会話。何気に6回もパクられてるモスクワ(笑)

abrazar「抱きしめる」の名詞形abrazo「抱擁」です。
手紙の最後に締めの言葉でun abrazo fuerte(力強い抱擁)などと書くことがあります。「敬具」のカジュアルな言葉ととらえるとよいでしょう。
その他にも友達とのメールでBesos(キスの複数形)で終わる表現もあります。

NOTA

Dar un abrazo「ハグする」abrazar「抱きしめる」abrazo「抱擁」

 

Un abrazo fuerte, Besos「敬具(カジュアル)」

⑧No seas pesado, déjame pasar.

うっとおしいなあ、ほっといてよ

No seas pesado, déjame pasar.(うっとおしいなあ、ほっといてよ)

  

¿Quieres dejar…?(ほっとけって?)

  

Papá, tengo que estudiar, me he dejado los apuntes. Ya voy. (父さん、勉強しないといけないんだよ、メモを残しただろ?もう行くよ。)

No sea(s) 形容詞.「~になるなよ」serの接続法の使い方です。会話でよく使うので学習しましょう。
pesado「重い」→「煩わしい」メンヘラな人を“重い”と表現したりしますよね。そこから煩わしいという意味が派生します。No seas pesado.重くなるな→煩わしくするなということですね。
ex. No seas tan tonto.(そんなに馬鹿になるな→馬鹿な真似はやめろ)

”déjame pasar” déjame + inf.は以前にも登場しました。let me ~ですね。

NOTA

No sea(s) 形容詞.「~になるなよ」

 

pesado「重い」「煩わしい」

 

ya「もう」

⑨No han herido a nadie.

誰も傷つけてない

No han herido a nadie. ¿Vale?(誰も傷つけてない、いい?)

  

Hemos disparado para disuadir una intervención. Solo eso.(警察の介入を防ぐために発砲しただけよ)

  

Ya lo habéis oído. Se acabó pensar cosas raras(聞いたでしょ、変な勘繰りはやめましょう)

造幣局内での発砲はもちろん人質の耳にも届きました。自分も殺されるんじゃないだろうか?そんな不安が人質の間で広がります。

Nadie =Nobady「誰も~ない」
ex.Nadie lo sabe.(誰も知らない)

acabar =finish acabar inf.「~するのをやめる」
ex.Acabó la tarea.(宿題を終えた)

NOTA

Nadie =Nobady「誰も~ない」

 

Solo eso.「それだけだ」

 

oír「聞く」raro「変な」

 

acabar =finish acabar inf.「~するのをやめる」

⑩Que no podía dormir y he salido a ver el cielo un rato.

眠れなかったから、ちょっと空を見に来た。

Anda que… A las cuatro de la mañana me levanto y no estás en la cama.(朝4時に目が覚めたら、ベッドにいなかったから)

  

Nada, joder, que no podía dormir y he salido a ver el cielo un rato.(何でもないよ、眠れなかったから星でも見ようかと)

  

El cielo… Qué grande que es el cielo, ¿eh?(空、空ってどんくらいでかいのかなあ)

犯行前日の夜のデンバーとモスクワです。そりゃ一世一代の大泥棒を働こうというのだから眠れないのもわかりそうです。とてもいいシーンですね。

~時にの表現はa la(s) 数字です。
a las dos, a las tres… 1時だけ複数形にしないように注意しましょう。※a la una(1時に)
今~時といいたいときはson las cuatro, son las cinco… etcです。※es la una(1時)

nada =nothing「何も~ない」こちらも会話でよく使う便利な単語です。
何か聞かれて、なんでもないよ~と答えたいときにNada.と一言だけで表現できます。

levantarse「起きる」⇔dormir「寝る」

NOTA

a la(s) 数字「~時」

 

nada =nothing「何も~ない」

 

el cielo「空」

 

levantarse「起きる」⇔dormir「寝る」

⑪Nos vamos a comprar una isla.

島を一つ買おう

¿Sabes lo que vamos a hacer tú y yo con los millones?(大金で何をするか分かるか?)

  

Nos vamos a comprar una isla.(島を買うんだよ)

  

Para que puedas dormir en pelotas en mitad de las palmeras.()

この一味は本当に島が好きですね。私も島の生活に憧れてるので彼らとは仲良くなれそうな気がします(^o^)

tú y yo あなたと私。この語順で覚えましょう。ひっくり返しても間違ってないかも知れませんが聞いたことはありません^_^;

millon「100万の」英語のミリオンと同じですね。複数形でlos millones何百万もの(大金)

ではbillónはいくらでしょうか?英語だったら10億ですが、スペイン語では1兆です。億はどこいった…?

NOTA

isla「島」

 

millón「100万」billón「1兆」

⑫Soy un desastre.

私って最悪ね

Lo siento. Soy un desastre.(ごめんなさい、私って最悪ね)

  

No, no se preocupe, de verdad. No creo que me haya llamado nadie.(いや、本当に心配しないで。どうせ誰も連絡してこないし)

  

A ver. Mire, ni un triste WhatsApp. ¿Lo ve?(ほら、メッセージも1件もないでしょ)

ラケルが教授の携帯をそのまんま持って行っちゃったのでお詫びにお食事に誘っている場面です。この当たりはもう教授の計画外のはず…ラケルと会う頻度が増えていきます。

desastro「災害」私って(災害のように)めちゃくちゃね。英語にもこういった表現ってありますよね。

⑬No se preocupe.

心配しないでください

こちらも重要なフレーズですのでまとめて紹介しましょう。

preocupar「心配する」pre(前)+occupy(心がとらわれる)→心配するとなります。親しい間柄でしたらNo te preocupes.といいましょう。

NOTA

desastro「災害」

 

No te preocupes.「心配しないで」

 

⑭Bueno, en realidad… nada está bien.

えーと、本当は大丈夫じゃないの

Bueno, en realidad… nada está bien.(えーと、本当は大丈夫じゃないの)

  

Todo… Todo está bastante mal.(かなり悪い状況なの)

  

Fatal.(ひどいわ)

bueno「良い」という意味の形容詞ですが、文頭で用いて「えーと」など言葉を置くのに使えます。以前見たpuesやa verという表現を覚えていますか?それらと同じですね。

bueno⇔malo「悪い」対義語が出てきました。bastante「かなり」と修飾されています。

fatal「致命的な」英語と意味も綴りも同じですね。違うのは発音だけ(^^)口語で用いると単に「ひどい」という意味にもなります。

NOTA

bueno「えーと」en realidad「本当は」

 

bastante「かなり」

 

fatal「致命的な、ひどい」

⑮¿Te duele mucho?

かなり痛むか?

Te he traído cosas para curarte.(救急箱を持ってきたぞ)

  

¿Te duele mucho?(かなり痛むか?)

  

Un poco.(少し)

doler「痛む」相手に痛い部位を伝えるときに大事な表現ですから学習しましょう。~が痛いと言うときはMe duele (体の部位)で表現しましょう。
ex. Me duele la cabeza(頭)/el estomago(お腹)/la espalda(背中)/el pecho(胸)/las manos(手)/las piernas(脚)/los ojos(目)/las orejas(耳)

NOTA

traer「持ってくる」

 

doler「痛む」

⑯¿Te ayudo?

手伝おうか?

¿Te ayudo?(手伝おうか)

  

Despacio.¡Ah!(ゆっくり。あ!)

  

Vamos, ya está, ya está.(ほら、もういいぞ)

金庫でひっそりとモニカを看病するデンバー。

ayudar「助ける」もし、相手に助けてほしい時はAyudame, por favor.「助けてください」といいましょう。

despacio「ゆっくりと」⇔rápidamente despacio+ito(指小辞)→despacitoスペイン語に興味を持っている人なら誰でも知っているんではないでしょうか。2017年にリリースされてから破竹の勢いでyoutube再生回数No.1を獲得し未だにその看板を破られていない名曲のタイトルです。他にもスペイン語の曲が多くランクインしており、スペイン語話者の多さが伺えますね。

NOTA

Ayudame, por favor.「助けてください」

 

despacio「ゆっくりと」⇔rápidamente

⑰Da igual.

どちらでも

¿Tienes más fideos?(ヌードルはある?)

  

Fideos no. Me queda arroz.(ヌードルはないな。米ならある)

  

Da igual.(どっちでも)

配給制のサンドイッチに飽き飽きしたのか、ヌードルがあるかと尋ねるアリソン・パーカー。米ならあるよと答えられると「どっちでもええわ」とちょっと拗ねたように言い放つ描写はお金持ちの子供感が出てますね。

quedar「残る、とどまる」arroz「米」なら残ってるよと。

da igual はdar「与える」igual「同じもの」どっちを与えても同じだ→どっちでもいいと言う意味ですね。

NOTA

quedar「残る、とどまる」

 

fideo「ヌードル」arroz「米」

⑱Abre la boca.

口を開け

¿A quien habéis matado?()

  

Abre la boca.(口を開け)

  

Ahora levanta la mano izquierda si vas a seguir tocándome los cojones.(俺を非難し続けるのなら左手を上げろ)

さっきの銃声が気になって仕方ないアルトゥーロ。デンバーに突っかかり銃で制止されてしまいます。

abrir「開く」la boca「口」の命令形です。

izquierda「左」⇔derecho「右」

seguir + 現在分詞は何度か出てますが、~し続けているです。補助動詞的な役割を果たします。

NOTA

abrir「開く」la boca「口」

 

izquierda「左」⇔derecho「右」

 

seguir + 現在分詞 「~し続けている」

⑲Toma aire.

空気を吸って

Ahora, sí, papá.(さぁ、父さん)

  

Toma aire.(空気を吸って)

  

No hace falta que hagas esto por mí.(わしのためにここまでせんでも)

今度はtomarのtúに対する命令形です。命令形はよく使うフレーズでそのままセットで覚えてしまうのが良いでしょう。形を覚えてもいちいち思い出しながら発言してるとスムーズな会話になりません。
Toma aire.「空気を吸え」で覚えてしまってからToma agua.(水を飲め)とか他の表現に繋げていくといいでしょう。ちなみにtomar el aire だと「外気にあたる」と少し意味が変わります。冠詞1つで意味が変わってしまうのは日本人には慣れないかも知れません。

hacer falta que ~「~する必要がある」
no hacer falta que ~「~する必要がない」こちらもよく使う会話フレーズです。

NOTA

tomar el aire「外気にあたる」

 

hacer falta que ~「~する必要がある」no hacer falta que ~「~する必要がない」

⑳Nada más.

以上

Le aseguro que no es mi intención ni torturarlos ni asustarlos.(傷つけも脅しもしない)

  

Solo quiero devolvérselos sanos y salvos en cuanto usted me dé lo que le he pedido.(欲しいものを手に入れたらすぐに人質を無事に返す)

  

Nada más.(以上だ)

asegurar「を確信する」です。seguro「確かな」は以前登場しました。
ex. Estoy seguro que  no quiso lastimarte.(あなたを傷つけるつもりはなかった。)

sano「健康な」salvo「無事な」

Ex. A.¿Algo más?(ほかにご注文は?)
B.Nada más, gracias.(以上です、ありがとう)

NOTA

asegurar「を確信する」seguro「確かな」

 

sano「健康な」salvo「無事な」

 

Nada más「以上です」

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