【第6回】海外のサルサバーについて知りたい!海外で踊れる場所を紹介します【東南アジア・南アジア編】

ラテンダンス

割とサルサ踊れるようになってきた気がする!今度海外旅行に行くついでにサルサも踊ってみたいなあ!

さて、メキメキとサルサの腕が上達してきたあなたは海外旅行での楽しみが1つ増えることでしょう。

なんせラテン諸国だけに限らず世界中幅広く踊られてるサルサです。一度サルサバーに踏み出せば言葉が通じなくても日本と同じようにサルサダンスを楽しむことができます。サルサダンスを趣味とする者の強みですね。

では今回は東南アジア・南アジア編ということで以下の国における踊り場を紹介します。※2020年2月頃の情報

東南アジア・南アジアの踊り場

ベトナム(ホーチミン)

ベトナムホーチミンでの潜入取材動画です。

ベトナムは意外とラテンダンスが盛んです。動画でも紹介されてるように月曜日~日曜日までだいたいどこかしら踊れる場所があります。なので2泊3日の弾丸トリップでも安心!

詳しくはFBでLatin dance Saigon等のキーワードで検索するとイベント情報など見つかると思います。(Saigonはホーチミンの昔の呼び名で今でも浸透している呼び方です)

ホーチミンは観光客や地元に住む外国人が半分。もう半分がローカル民といった割合です。特に若い子は女の子に多く20代も結構見かけました。

さらにレッスンはon1,on2はもちろんSalsaに限らず、BachataやKizomba、Afro-cuban等のレッスンも行われており、レッスンを受けてみるという選択肢もありかも知れません。
インストラクターの集団でチームを作っていてみんな若くてめちゃ上手いです。

またパーティで掛かる曲は
Salsa:Bachata:Kizomba=3:2:1くらいで
遅い時間帯だと=2:3:3くらいになります。(基本的にオールジャンルのイベントやサルサバーなどでは早い時間にSalsa多め、終わりごろに近づくにつれてBachata/Kizomba多めというのが一般的なスタンダードな気がします。)

サルサのスタイル:On1/On2
バチャータ:〇
キゾンバ:〇

オススメ度★★★★☆

何より日本から比較的近いので手軽に行けるという点。単純にベトナムという国がご飯がおいしくオススメ度が高いという点がポイント。
サルサでは年齢層も若くてレベルも高い人が多い。どのジャンルでも一通り踊ることができるのでどんな人が行っても楽しめる。

カンボジア(プノンペン)

カンボジア、プノンペンでの潜入取材動画です。

カンボジアにある唯一無二のサルサバー“Duplex”です。お店自体はベルギービールやベルギー料理を提供しているお店で、決まった曜日にサルサとバチャータのレッスンがあります。
基本的にチャージはないのでドリンク一杯だけでも頼めば気軽に踊ることができます。
解放的な空間でラテンミュージックを流しているので通りを歩いている色んな観光客が物珍しさに押し寄せてきます。

オーナーはフィリピン人の方で、長年一人でレッスンしているようです。
お客さんは基本的に観光客か地元に住む外国人。(ローカルの住人は、踊る文化がないのか、レッスンを受けるだけの金銭的余裕がないのかわかりませんが基本的に踊りません)
客層の国籍は本当にバラエティー豊かで、僕が行ったときは一夜でロシア、ウクライナ、ザンビア、カメルーン、フランス、カナダの方々と踊りました笑
ここは「ワールドコングレスの開催地か!?」と思うぐらい色んな人と踊ることができました。

そんなわけで基本的に新しい観光客が来ては帰ってと入れ替わりの激しいところなのでレベルは全体的に低めです。どちらかというとクラブに近い感じでみんなでワイワイする場という感じが強いです。

サルサのスタイル:On1
バチャータ:〇
キゾンバ:×

オススメ度★★☆☆☆

そもそも二大観光地のベトナム、タイに挟まれたカンボジアに行くぜ!って人あんまり多くないですよね💦。おまけにカンボジアの観光地といえばシェムリアップにあるアンコールワット。わざわざプノンペンに用事で行く人が一体どれだけいるか。ついで程度に行くのが難しいのと、上級者だと消化不良で人によっては十分楽しめない点がマイナスポイント。

タイ(パタヤ)

タイのパタヤは首都バンコクからバスで3時間ほどのビーチタウンです。

イベントは週に3回、水曜日、金曜日、日曜日に行われます。
イベントのオーガナイザーさんはフィリピン人の女性です。サルサバーではないですが、レストランのスペースを一部イベント用にレンタルしているようです。
基本的にパーティのみでレッスンとかはなさそうでした。教える人もいないし、3時間ほど車を走らせればバンコクにいくらでも海外アーティストがやってくるので、みんなその機会にレッスンを受けるみたいですね。

またこのパタヤという地域はなかなか興味深い場所で世界一ゲスいビーチと言われています。(売春がめっちゃ多い!しかもめちゃめちゃ表立ってやってる。だってタイだから!!)
そしてパタヤは特にロシア人が多い。ロシア人専門のゴーゴーバーがあるくらいです。
で観光客もロシア人が多い。(これは一説によると昔のロシアの旅行会社のマーケティングの結果だとか。日本人にはバリとかセブが特別人気だったりして溢れるくらい日本人が訪れますよね。観光地というのは国ごとに企業の思惑によって創り出されるものだと考えると納得がいきます。)
そんで、このロシア人の観光客がみんなキューバンサルサ踊るんですよね。意外でした。ロシアではキューバンスタイルが一般的ってことですかね?サンプルが少ないので断定はできないですが…

サルサ:on1/Cuban
バチャータ:〇
キゾンバ:×

オススメ度★★★☆☆

首都バンコクから近い点が〇。そこまでレベルが高くない点と、曜日や場所によっては人が少ない可能性がある。若者向けのクラブがたくさんある中でわざわざサルサを踊る人は少ないようで年齢層も高め。
もしパタヤに行く機会があるのならちょっと覗いてみるといいでしょう。

タイ(バンコク)

パタヤに続いてタイのバンコクの踊り場を見ていきましょう。

バンコクは月曜~日曜までほぼ毎日踊れる場所があります。曜日ごとにサルサメインだったり、バチャータメインだったりイベントの色があるので事前に情報収集しておきましょう。バンコクには日本人がたくさんいます。そしてラテンダンス会にも。とりあえずイベントに顔出して、日本人を見つけて他のイベント情報を聞くというのが一番手っ取り早そうです。

また、観光大国の首都だけあって日本人のみならず外国人が多い!し、レベルも高い😊

多種多様なダンサー、DJがいてどんな需要にも応えてくれるのがバンコクサルサ✨

サルサスタイル:on1/on2/cuban
バチャータ:○
キゾンバ:○

オススメ度★★★★★

日本からのアクセスも非常に良く、夜遅くまで安全に出歩くことができるのもタイバンコクの良いところです。また様々なコングレスが開催されてるだけあってダンサー達のレベルも高い!幅広い需要に応えてくれる器があります。

ミャンマー(ヤンゴン)

続いてミャンマーはヤンゴンのサルサバーの紹介です。

ベトナム、カンボジア、タイとここまではサルサバーの存在は知っていましたし、過去に行ったことがある国だったのでなんとか調査は順調でした。

しかしミャンマーの国境を超えるのは初めてで行くまではサルサバーがあるのかどうかすらわかりませんでした。FBで探してみると、あるような感じもするが果たして活動してるのだろうか?と

結果から言うとサイゴンにのみ唯一サルサバーがあるそうです。そしてこちらのサルサバー“HAVANA CLUB”月曜~日曜まで毎日オープンしております。
そして毎回レッスンを担当するのは動画にも登場するJay.
彼は一人でミャンマーサルサの発展に寄与しています。彼の悩みは、ある程度レッスンで上達した人たちが飽きたり、国に帰ったりしてまた一から新規のレベルを上げる繰り返しで全体的な底上げになかなかつながらないということ。
なので現在は地元のローカル民にサルサが広まるように頑張っているそうです。

ミャンマーにはなかなかサルサを踊りに来る外国人が少ないようなので、訪れた際には歓迎されること間違いなしのアットホームサルサバーです。

サルサ:on1
バチャータ:○
キゾンバ:○

オススメ度★★★☆☆

ふらっと行けそうで行きにくい国。日本人に対するビザの免除が今のところ続いてるので以前よりは行きやすい国になったか。HAVANA Clubは本当にアットホームなサルサバー。レベルとしては初心者が多めだけどミャンマーに行く機会さえあれば是非寄りたい。

インド(コルカタ)

実はここインドのコルカタサルサへの潜入調査は失敗している…

というのも僕が訪れたのは2020年2月上旬頃で世界的にコロナウィルスの存在が認識され始めた頃でした。

高級ホテルのバーフロアでのイベントだったため、ホテルのスタッフに中国人じゃないと証明できるものがなければ入場できないと言われた。運悪くパスポートをホテルに預けていたのでソーシャルをチラ見しただけで泣く泣く帰ることとなってしまった。

見えた限りではon1が主流で外国人はほとんどいなかった。伝統的にサリーを着る習慣がある女性の服装はドレスの人もいれば、サリーっぽいヒラヒラを着ている人もいた。

サルサスタイル:on1/?
バチャータ:?
キゾンバ:?

オススメ度★☆☆☆☆

インドは普通の人が喜んでくる場所ではない(?)ので、特別な用がなければわざわざ踊りに来ることもないでしょう。コルカタはインドの中では美食の街と言われているだけあって、インド料理が苦手な僕でもそこそこ食べることができた。週に何回も踊る場所があるわけでもないので、タイミングが合うなら覗いて見る程度に参加してみてください。

ネパール(カトマンズ)

最後にネパールのカトマンズに潜入調査した時のお話で終わりにします。

ネパールもまたラテンダンスのイメージがなく、出発前はネパールで踊れるとはゆめゆめ思いませんでした。

しかし想像以上に上手な人が多く、また若い人も多かったのがネパールサルサ。ネパールに住む日本人と友達になったんですが、聞くところによると意外にもネパール人てめちゃくちゃダンスが大好きで小学校の頃からダンスの授業があって、休みの前の夜はクラブで踊り狂うそうですよ。

なるほど、国民性とラテンダンスの相性抜群だったんですね~。

さらに特徴的なのが他に周ってきた国に比べるとバチャータキゾンバほとんどかからない!これはネパールのインストラクターの方が10年以上前からサルサ一筋で教えてきた成果だそうです。そしてみんなサルサにエネルギー全振りだからレベルが高い!びっくりです。

サルサスタイル:on1
バチャータ:〇
キゾンバ:△

オススメ度★★★★☆

ギャップもあってかネパールサルサは僕の中でかなりオススメ。若い人も多い上にネパール人ってガチ美人が多い!今回紹介した中でダントツでした。
日本から決して近くはないですが、ネパールは僕の大好きな国です。何よりもご飯がおいしいし物価も安い。東南アジアに慣れて少し異国感を感じたい人なんかにおすすめ。

おわりに

今回の海外サルサ場の紹介はいかがだったでしょうか。
ダンスが言葉のコミュニケーションがなくても現地の人と友達になることができる最高のツールだとい身をもって実感しました。
サルサは国境を越える!
みなさんも海外に行くときには事前に踊り場の下調べを!そしてあなたのお気に入りを教えてください✨

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