先日「ブレーキ滑ってるやん」とツッコまれました。
「ブレーキパッド交換してるか?」と言われましたが正直ブレーキパッドって何?状態でした。
定期的に乗ってると日ごとに生じる違和感に気付けず、いつの間にか積もり積もった差異が事故の原因になりかねません。
さすがに6年目になってブレーキ一度もメンテナンスしてないのはヤバい自覚があったのでド素人は重い腰を上げました。
作業時間:約40分
前輪ブレーキの仕組みを知る
水色の線の部分がいわゆる、「ディスク」「ローター」と呼ばれる部品です。
こちらの回転をブレーキパッドで挟み込むことで摩擦が生じ、タイヤの回転が止まるという仕組みですね。
こちらがパッドと呼ばれる部品です。灰色のザラザラした部分が摩耗してきたら新しいものに交換します。
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ブレーキキャリパーを取り外す
水色に囲まれたデカくてごつごつした部品がブレーキキャリパーです。
〇とその下の外すとブレーキキャリパーが外せます。
摩耗しすぎて最早パッド部分は消滅。パッドの外側の金属部も擦り減って存在が消えかかっていました。危うくブレーキパッドという概念を失ったバイクを生み出すところでした。
ちなみに前輪ブレーキを掛けるときは「グゴゴゴゴ…」というエスタークのうめき声のような音が聞こえていました。
ブレーキパッド交換
〇のネジがブレーキパッドを固定しているネジです。これを外すことでブレーキパッドを入れ替えることができます。
マイナスドライバーで外れる蓋がついていると思うのでそれを外してから、六角レンチで中のネジを外します。
僕のはマイナスドライバーで取る蓋のネジが固着していてナメかけたのでバイク屋さんに持っていきました。ドライバーを当てがってハンマーでガチンッ一撃で固着が取れました。ものの10秒ですが工賃500円。今度は自分でやってみよ…
意外と長くてこれがキャリパーの反対側でパッドの留め具の役割を果たしています。
取れた。これはひどい。
ブレーキを握ると水色に囲まれたシリンダーが飛び出して、挟まれたパッドが圧迫する仕組み。
新しいパッドを挟むために、シリンダーを中にはめ込みます。
新しいパッドがはめ終わったら、逆の手順でディスクにキャリパーを差し込んでネジを留めてあげれば交換完了です。
前輪のブレーキの効きを確認して作業終了。
前よりも少ない握力でブレーキが効き、グゴゴゴゴと滑るような異音もなくなりました。
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