ペーパーハウスで学ぶスペイン語会話 Season1【初級】

実践/雑記

スペインドラマ『ペーパーハウス』シーズン1-8からスペイン語会話に役立つフレーズ10個を一緒に学習していきましょう。

①Me importa lo que crean mi hija y mi madre.

大事なのは娘と母がどう思うかなの

Presidencia está al tanto y tiene el apoyo de todo el Gobierno.(政府は理解し、君を支持している)

  

Mire, me la trae al pairo el apoyo del Gobierno.(政府の意向なんてどうだっていい)

  

Me importa lo que crean mi hija y mi madre(大事なのは娘と母がどう思うかなの)

ラケルは8人の生徒よりも国際関係において重要なアリソン・パーカーを解放することを犯人に要求した結果、メディアから大バッシングを受けます。上級国民って度の世界にもあるもんですね。

政治に関する単語をクリアにしておきましょう。
presidente,ta「大統領」el primer ministro「首相」el govierno「政府」presidencia「(大統領の)職位」

apoyo「支援」
ex.Nesecito tu apoyo.(君の支援が必要だ)

importar「重要である」以前迷惑であるという意味で登場しました。
ex.No me importa.(私にとって大事ではない→関係ない)

NOTA

presidente,ta「大統領」el primer ministro「首相」el govierno「政府」presidencia「(大統領の)職位」

 

apoyo「支援」

 

importar「重要である」

②Lamento mucho mis errores.

私のミスの件は謝る

Lamento mucho mis errores.(私のミスの件は謝る)

  

Y estoy a su entera disposición.(次からは君に従う)

  

Pero si quiere que me vaya…(もし続投を許すならば)

やーっとミスを認めたプリエト大佐です(笑)まぁ教授の作戦を前にはどういう決断を下しても教授の掌の上で遊ばされる結果になるかもしれませんが。ラケルがここまで精神的にやられたのはひとえに彼の功績かもしれません(笑)

lamentar「残念に思う」以前学習した”lo siento”と違って自分のミスを認めて許しを乞うという側面が強いです。この場面ではピッタリですね。
ex. Lamento mucho lo que hice.(私のしたことについて、ごめんなさい)

estar a la disposición「自由裁量にある
Estoy a su disposición 私はあなたの自由裁量にある→「仰せのままに」
+entero,ra「完全に」=entire

NOTA

lamentar「残念に思う」

 

estar a la disposición「自由裁量にある」

 

entero,ra「完全に」=entire

③Tengo una duda, Profesor.

教授、質問がある

Tengo una duda, Profesor.(教授、質問がある)

  

¿Cómo vamos a salir de ahí?(そこからどうやって抜け出すんだ?)

  

Por un túnel.(トンネルを通る)

強盗計画の回想シーンです。襲撃したあといったいどうやって大金も持って逃げだすのか、教授の作戦に注目が集まります。実はトンネルはフェイクなんですね。

Tengo una pregunata.「質問がある」は以前登場した表現です。
Tengo una duda.と言われてもとっさに分かるように覚えておきましょう。
duda「疑問」

前置詞porは様々な意味を持ちますが場所に関して用いるときは“through”「~を通って」の意味になります。
もう一つは「~のあたりに」と漠然と示すときにも用います。
ex. ¿Hay una biblioteca por ahí?(このあたりに図書館はありますか?)

NOTA

duda(女)「疑問」

 

por「~を通って」「~のあたりに」

④No, no fue casualidad

いや、偶然じゃないわ

No, no fue casualidad(いや、偶然じゃないわ)

  

Hay un topo entre nosotros.(私たちの中にスパイがいる)

  

¿Y qué vamos a hacer?(だったらどうする?)

造幣局内への侵入計画やスクラップ場への取り調べを先読みされていたことを不審に思ったラケルは警察内にスパイがいると推測します。妥当な推測ですよね。まさかアンヘルの眼鏡の中に盗聴器が仕込まれているとはいったい誰が思うでしょうか。

casualidad「偶然、チャンス」ではない
No fue casualidad.このfue はserの三人称点過去です。ir「行く」の点過去も全く同じ活用をするので文脈で判断できるようにしましょう

fui/fuiste/fue/fuimos/fuisteis/fueron
ser「~である」ir「行く」点過去では活用が同じ。

entre「~の間で」英語だとbetween(2つ間)とamong(3つ以上)で使い分けがありますが、スペイン語だと全部entreでいいのでらくちんです。

NOTA

casualidad「偶然、チャンス」

 

entre「~の間で」

 

topo「スパイ」

⑤Chist.

しーっ

Quieto.(とまれ)

  

Tranquilo.(落ち着いて)

  

Chist.(しーっ)

静かにっと言いたいとき日本語では「しーっ」と表現しますね。
chist又はchis日本語の「しーっ」と発音もほとんど一緒ですが日本語が「い」の口で発音するとしたらスペイン語の方は若干口を「う」の形を保ちながら「しっ」と発音する感じでしょうか。
ちなみにchist’e’とすると「笑い、ジョーク」の意味になってしまうので書くときは注意!

⑥No hay problema.

問題ない

No hay infección. Muy bien.(感染症はない、大丈夫だ)

  

37,6.(37度6分)

  

No hay problema.(問題ない)

NOTA

infección(女)「感染症、化膿」

 

No hay problema.「問題ない」

⑦¿Puedo hablar con usted en privado, por favor?

2人だけで話せますか?

生徒たちの先生がベルリンに手を挙げて発言する場面です。前後の文脈がないので会話は省きました。この先生結構勇気あるよなぁ(‘ω’)

en privado =in private英語にするならこのように変換できますね。
privadamente「私的に、非公式に」という副詞もあります。
ex.¿Puedo hablar contigo privadamente?(2人だけで話せる?)

⑧Me gusta su estilo.

いいやり方だ

Encima, un soplón.(そして密告としてね)

  

Me gusta su estilo.(いいやり方だ)

  

Voy a la agencia a prepararlo todo.(手はずを整えるよ)

車の中で見つけたボタンから犯人のうちの一人にベルリンがいることが明らかになります。このボタンは教授がベルリンへの罰を与えるために意図的に置いたものです(指紋を残さない犯行のプロが車内にあんなでっかいボタン忘れるか?とツッコみたくなるんですが。警察側もなんの疑いも持たないし笑)
そしてラケルは世論を味方にすべく、ベルリンは窃盗だけに留まらず、強姦や人身売買をしたクズだと嘘の罪をでっちあげます。

encima「そのうえ」単純に「上に」=aboveの意味もあります。
ex. Es alto, encima guapo.(彼は背が高い上にハンサムだ)

estilo =style
このように英語のs-で始まる単語はスペイン語だとes-に置き換わるケースが多々あります。

spain→español
study→estudiar
school→escuela
sculpture(彫刻)→esclutura
style→estilo
spouse(配偶者)→esposa
spiliture→espíritu

結構ありますね。s-をes-にそのまま置き換えるだけ!ではなく多少形自体変化しますが意味はそのままです。

NOTA

encima「そのうえ」「上に」=above

⑨Este hombre podría ser la misma persona que habló con Almansa.

この男はアルマンサが話した男と同一人物の可能性がある

Le habló en ruso. Según la descripción del sujeto(ロシア語を話したそうで、特徴によると)

  

Este hombre podría ser la misma persona que habló con Almansa.(この男はアルマンサが話した男と同一人物の可能性がある)

  

Traed a ese ruso aquí.(ロシア人を連れてきて)

このスクラップ場の管理人をしていた男はロシア人で、教授が車を探しに来た時ロシア語でやり取りをしているシーンがありました。教授はなぜかロシア語が話せるんですね。オスロとヘルシンキもセルビア人だしシーズン2でも更なるセルビア人の助っ人が現れます。おそらく物語が進むにつれてその謎が解明されていくはず…

según以前も登場しましたが”=according to”でしたね。ここでは「~によると」の意味です。

このpodríaはpoderの過去未来形で、過去未来形は婉曲的な表現でしたね。
ですのでpodría ser~ ~である可能性がある、とここでは可能性を表す表現になってます。

mismo「同じ」こちらも会話でよく使うフレーズなので覚えておきましょう。
「まさにその」の意味で前回は登場したかもしれません。(英語でいうところのrightですね)
ex. Quería escuchar la misma respuesta.(まさにその答えが聞きたかった)
ex2. Vi la misma película dos veces.(同じ映画を二回見た)

みんな同じ太陽の下に生きてるんだという意味の歌です。明るく元気な曲です。
NOTA

mismo「同じ」「まさにその」

 

ruso「ロシアの、ロシア人」

 

descripción(女)「説明、描写」

⑩Me ha dado su palabra.

約束しただろう

Vamos.(行くぞ)

  

Me ha dado su palabra.(約束しただろう)

  

¡Hija de la gran puta!(この〇〇〇!)

ベルリンが刑務所にいたときに同房にいた囚人から聞き取り調査をします。価値のある情報を渡せば、刑期を軽くするという口約束をしますが、二つ目の条件である去勢手術を飲めなかったため、情報だけ渡してサヨナラ。うーん、うまいやり口ですね。ずるいけど。


palabra「言葉、約束」約束の意味もあるので
dar una palabraで約束を与える→「約束する」となります。
またtenerを用いて


ex.Tienes mi palabra.あなたは私の約束を持っている→「約束する」の意味になります。
英語のYou have my word.を考えるとそのままなのでわかりやすいですね。

NOTA

palabra「言葉、約束」

コメント

タイトルとURLをコピーしました